【緊急チェック】Webサイトの「PHP」は大丈夫?セキュリティ対策として今すぐ確認したいこと
Webサイトを安全に運営する上で見逃せないのが、裏側で動いているシステムの健康状態です。
最近、Web業界では「PHP(ピー・エイチ・ピー)の古いバージョンを狙ったセキュリティ上の危険(攻撃手法)」が話題になっています。
放置しておくと、知らないうちにWebサイトを乗っ取られたり、迷惑メールの送信拠点にされたりといった深刻なトラブルにつながる可能性があります。「専門用語ばかりでよく分からない」という方向けに、今すべき対策を分かりやすくまとめました。
そもそも「PHP」ってなに?
PHPとは、WordPressなどのホームページを動かしている「エンジンのような基本プログラム」です。
スマートフォンに例えると、「iOS」や「Android」などの基本システム(OS)に近い存在です。スマホもOSが古いままだと、セキュリティの穴が放置されて危険ですよね。PHPもまったく同じで、定期的に新しいバージョンへ更新していく必要があります。
目安となるバージョン
- 危険(早急に対応が必要): PHP 8.1 以下
- すでに公式のサポート期間が終了しており、新しい弱点が見つかっても修正プログラム(絆創膏のようなもの)が配られません。
- 安全・推奨: PHP 8.2 以上(できれば PHP 8.3 以上 を推奨)
お使いのサーバータイプ別:どうやって確認・対応する?
Webサイトを置いている場所(サーバー)によって、対応の手順が異なります。
1. 「レンタルサーバー」をお使いの場合
(エックスサーバー、ロリポップ、さくらのレンタルサーバーなど)
たとえるなら「設備の整った賃貸マンション」です。
- 対応方法: 管理画面(コントロールパネル)にログインすれば、現在のPHPバージョンを確認できます。多くのレンタルサーバーでは、ボタンひとつで最新版へ切り替えられる機能が用意されています。
- 注意点: ボタンひとつで切り替えられるとはいえ、いきなりバージョンを上げると「使っている古いプラグインやデザインのプログラムが対応しておらず、画面が真っ白になる」といった表示崩れが起きることがあります。念のため、バックアップを取ってから作業するか、サイトを作った制作会社に相談するのが安全です。
2. 「VPS」や「AWS」など、独自サーバーをお使いの場合
たとえるなら「自由にカスタマイズできる一軒家(または注文住宅)」です。
- 対応方法: こちらはレンタルサーバーと違って「自動更新」や「管理画面のワンクリック」がありません。専門のエンジニアが黒い画面(コマンドライン)から手動でプログラムを入れ替え、Webサイト全体の設定を調整する必要があります。
- 注意点: 社内にサーバーに詳しいエンジニアがいない場合、無理に触るとサイト自体が停止してしまうリスクがあります。こちらは迷わず、保守・管理を依頼している専門業者に相談してください。
まとめ:マニアックな作業は「信頼できるプロ」に相談を
「古いバージョンを使っているかもしれないけれど、管理画面のどこを見ればいいか分からない」 「バージョンを上げたらホームページが崩れてしまわないか心配」
PHPのバージョンアップは、Webサイトの安全を守るために必須の作業ですが、プログラム同士の相性確認など専門的な知識も必要になります。
マニアックで細かな作業や安全な切り替えは、無理にご自身で進めず、まずはサイトを制作した会社や信頼できるWebのプロ・担当エンジニアに確認してみてください。
「相談できる担当者が社内にいない」「制作会社と連絡が取れなくなってしまった」という場合は、ウェブサポーターズでもご相談を受け付けています。お困りの際はお気軽にお問い合わせ(コメント)くださいね。